連載「メンバー愛」終了によせて

2017年4月いっぱいでJwebのNEWSサイトで連載のメンバー愛が終了する。

 これはなかなかに大きな出来事である。

 一応簡単に説明しておくと上記サイトにて小山慶一郎が毎週月曜金曜に更新する連載だ。特別な体調不良と夏休みなど以外は休み無く更新されている。

 それがこの4月で終了することになった。
NEWSファンにおいてはなかなかの衝撃的な出来事である。
単純に今まで当たり前のように週二更新されていたものが見られなくなるという喪失感以上のものがあるのだ。
とはいえ「平日キャスター週末アイドル(実際は平日もアイドルでありキャスターでもある)」であるところの彼の忙しさを省みると、むしろよく今まで続けてくれたとしか思えない。

 そしてこれからは「KEIICHIRO」という不定期更新の個人ページに変わるそうだ。

 それならば「メンバー愛」を不定期更新にしても良いのでは?という風になるのだが、本人曰く週2回更新してこその「メンバー愛」であるので不定期更新にするならその名称は相応しくない(と本人の文章を私は解釈)との事だそう。
マイペースというか気まぐれ的な更新ものを「メンバー愛」と名乗るのはその愛が気まぐれなものという風になって(思われて)しまうようで納得がいかないのでは?と考えた。それならば「KEIICHIRO」と自分の名前を冠してマイペースに更新することに決めたのだろうと。
しかし「メンバー愛」という連載が終了するからといって、彼のメンバー愛が無くなった訳でも薄れた訳でも無く、いよいよ物理的に定期更新が難しくなり更新頻度を落としたものに対して「メンバー愛」という名を冠することを許さないという気持ちは、果てしないメンバーへの愛のあらわれだと思うのです。それだけ彼にとって「メンバー愛」というのは特別な思いであり、言葉なんだと思います。
連載としてのメンバー愛というものは終了するが、彼のメンバーへの愛は彼の心の中にいつでもあり続けるものだと思うので。

また連載終了に関してこんな側面もあるのでは?と私なりに考えてみた。

彼は今年アタマに放送された夜会で、「メンバーに興味が無くなった」と発言している。
それは「(自分が心配しなくても)メンバー(それぞれ)が自分の足で立って見える(ようになったから)」だからだと。
NEWSはそれぞれ番組にレギュラー出演しており、各々の場で活躍するようになり、リーダーとしてある意味子どもが独立したような、子育てが終わったような安心感からそのような気持ち(発言)に至ったのではと考える。
自身は一足早めにevery.のキャスターとして自分の位置を確立していたので、他のメンバーが番組レギュラーをはじめとする見えるカタチでの位置の確立が安定しないことを心配していたのではないかと考えた。しかし去年半ばくらいからはメンバーそれぞれが番組ゲストに頻繁に呼ばれるようになり、さらにレギュラー出演も安定してきていた。それぞれの活躍もあり、それに伴ってNEWSとしての活動も活発になってきた今だからこそ、メン愛終了に至ったのではないのだろうかと。

これまでどんな忙しい時でも、更新をしてくれたことを有難く思ってました。長い間お疲れ様でした。これからは自分のペースで自分らしい発信をされるのを楽しみにしています。連載「メンバー愛」をありがとう、お疲れ様でした。